Mini-Research 07 | 研究ミニリサーチ 第7回

飛び移らずに、片足を外へ ── 転職ですべてを手放す前に、副業という小さな扉

連載「手放さずに、増やす ── 人生100年時代、大企業人材の選択肢」。前回は、政府の副業推進という追い風が本物でも、旗は立ったが橋がない、と見た。今回は、橋を渡る「入り方」を定める。外へ出る道は、いまの会社を手放して飛び移る転職だけではない。足場を残したまま、副業という小さな扉から片足を外に置く。転職=手放して移る、副業=手放さず増やす——同じ「外へ出る」でも、入り方の重さが、まるで違う。

1外へ出よう、と思ったとき、まず浮かぶのは転職だ

前回まで、長いあいだ一つの組織で力を積んできた人が、外に出るときに何が起きるかを見てきた。後払いで報われるはずの賃金が、役職定年で崖を迎えること。自分の市場価値が、自分には見えないこと。あいだに立つ仲介の報酬が、利用する人の最善だけを向ききれないこと。そして前回は、政府が副業を後押しする追い風が本物であること、それでも囚われが解けないのは、旗は立ったが橋がないからだ、という話をした。

ここから、橋を渡る話に入る。だが、その前に、一つ確かめておきたいことがある。外へ出ようと決めたとき、多くの人が、まず何を思い浮かべるか、である。

おそらく、転職だろう。いまの会社を辞めて、別の会社に移る。それが「外へ出る」ということの、もっとも素直な像だ。役職定年が近づき、関連会社への転籍を打診され、このまま給与が半分になる道を受け入れるのか、それとも外へ出るのか——その岐路に立ったとき、頭に浮かぶ選択肢は、たいてい、転職か、残留かの、二つに一つである。

この二択は、実は、ずいぶん重い。残留すれば、給与は下がり、役割は失われる。外へ出るには、いまいる場所を、まるごと手放さなければならない。どちらを選んでも、何かを大きく失う。そう見えるからこそ、多くの人は、岐路の手前で立ちすくむ。

だが、外へ出る道は、転職だけではない。会社を辞めて飛び移るのでなく、いまの仕事を続けながら、副業という小さな扉から、外へ手を伸ばす入り方がある。連載の総題に掲げた「手放さずに、増やす」とは、まさにこの入り方のことだ。今回は、なぜ、すべてを手放して飛び移るより先に、片足を外に置くことが、囚われを解く最初の一歩になるのかを、確かめていく。

2転職という入り方は、なぜこれほど重いのか

まず、転職という入り方が、どれほど重いかを、数字で確かめておきたい。重さが分かれば、なぜ多くの人が動けずにいるのかも、見えてくる。

一つめ。外へ出たいと思っても、ほとんどの人は、実際には出ていない。この、意図と行動のあいだの大きな溝は、第2回で詳しく見たとおりだ1。転職を希望しても、その87%が翌年までに動かず、活動を始めた人に絞っても、およそ六割が、転職に至らない。外へ出たいという思いと、外へ出るという行動のあいだには、それほどの隔たりがある。ここでは、その溝を出発点として、置いておきたい。

二つめ。とりわけ、年齢が上がるほど、扉は重くなる。直近一年間に転職した正社員の割合は、40代で6.1%、50代で3.5%だった。20代の半分以下である2。別の調査では、中高年(45〜54歳)が実際に転職に至る率は、男性で2%強にとどまる3。連載の主役——長く一つの組織で力を積み、いま外を探している人——にとって、転職という扉は、もっとも重く閉ざされている。

三つめ。動こうとすれば、摩擦が待っている。40代の転職活動にかかる期間は、平均で19.3週。20代前半の三倍近い。10社以上に応募した人が、三人に一人を超える4。一度外へ出ようと動き出せば、何か月も、何十社もの応募に費やすことになる。しかも、その先で年収が上がるとはかぎらない。転職後に賃金が増えた人と減った人は、おおむね拮抗しており、とりわけ中高年の女性では、減った人のほうが多い5

四つめ。そもそも、長く留まるほど、外へ出るのが損になる仕組みが、はじめから組み込まれている。日本の平均勤続年数は、およそ12.5年。アメリカの中央値3.9年と比べると、際立って長い6。そして、勤続10年の時点で会社を自分の都合で辞めた場合の退職金は、会社の都合で辞めた場合のおよそ六割にとどまる。金額にして、183万円と306万円の差である7。長く勤めた人ほど、自分から辞めると、それまで積み上げてきたものの一部を、置いていくことになる。

転職という扉の重さ ── 外へ出るまでに越える、四つの段差 ① 意図と行動の溝 転職を希望した人の 87% が、翌年もまだ転職していない(活動者でも約6割が至らず) ② 年齢の壁 直近1年で転職した正社員 ── 40代 6.1% / 50代 3.5%(20代の半分以下) ③ 活動の摩擦 40代の活動期間は平均 19.3週(20代前半の約2.8倍)/ 10社以上に応募 36.8% ④ 留まるほど損になる仕組み 勤続 12.5年(米中央値3.9年)/ 勤続10年の退職金は自己都合 183万 vs 会社都合 306万(約6割) ※四つは別々の調査・別々の物差し。足し合わせて一つの率にはできない。転職という入り方を重くする要因を積み上げて示す。
これらの数字は、別々の調査で、別々の物差しで測られたものだ。足し合わせて一つの率にはできない。けれども、向きはそろっている。外へ出たい思いはあっても、年齢の壁があり、活動の摩擦があり、留まるほど損になる仕組みがある。膠着は、本人の意志の弱さではなく、入り方そのものの重さから生えている。

これらの数字は、別々の調査で、別々の物差しで測られたものだ。だから、足し合わせて一つの率にすることはできない。けれども、向きはそろっている。外へ出たい思いはあっても、年齢の壁があり、活動の摩擦があり、留まるほど損になる仕組みがある。転職という入り方は、これほど重い。だから多くの人は、岐路の手前で立ちすくむ。膠着は、本人の意志の弱さではなく、入り方そのものの重さから生えている。

3転職が重いのは、それが「すべてを手放す」入り方だからだ

なぜ、転職はこれほど重いのか。理由を一つに絞るなら、それが「すべてを手放す」入り方だからだ。

転職は、いまいる場所を手放して、別の場所へ移ることである。移った先が合わなくても、元の場所には、もう戻れない。前回までに見た役職定年や転籍も、形は違うが、同じ性質を持っている。いったん関連会社へ転籍すれば、元の会社との雇用契約は解かれ、給与は三割から五割下がり、その道は、片道切符になる8。残留も、転職も、転籍も、どれも、一度選べば後戻りのきかない、不可逆の選択である。

不可逆の選択は、重い。失敗したときに、取り返しがつかないからだ。とりわけ、長く一つの組織にいた人にとって、外の世界が自分をどう評価するかは、やってみるまで分からない。第2回で見たとおり、自分の市場価値は、自分には見えない。見えないまま、すべてを手放して飛び移る——後戻りは、きかない。だから慎重になり、慎重になるほど、動けなくなる。膠着の底には、この「外での自分が見えないまま、すべてを手放すことの怖さ」がある。

しかも、外へ踏み出す前に、外での自分を確かめる方法が、ほとんどない。長く一つの組織にいると、自分の力が外でどれだけ通用するのかを、試す機会がない。役職定年で外に出るその瞬間まで、自分の市場価値を測らずに来てしまう。外での自分が見えないまま、すべてを手放すかどうかの決断だけを迫られる——それが、囚われた人材の置かれた状況だった。

整理すると、転職という入り方の重さは、三つの性質から来ている。一つは、いまの場所を、まるごと手放すこと。二つは、後戻りのきかない不可逆であること。三つは、自分の市場価値が見えないまま、その決断を迫られること。この三つが重なるから、外へ出たい人の多くが、扉の前で止まる。

4副業という入り方は、この三つの重さを、すべて軽くする

では、副業という入り方は、どう違うのか。それは、転職を重くしていた三つの性質を、すべて裏返す。

一つめ。副業は、いまの場所を手放さない。会社を辞めずに、いまの仕事を続けたまま、外の仕事を少しだけ試す。足場は、足元に残したままだ。すべてを手放す必要がない。差し出すのは、空いた時間の、ほんの一部である。

二つめ。だから、可逆である。やってみて合わなければ、やめればいい。元の場所は、まだそこにある。後戻りができる。不可逆の罠に、はまらない。転職や転籍が「飛び移る」入り方なら、副業は「片足を外に置く」入り方だ。もう片方の足は、まだ岸にある。

三つめ。そして、外での自分を、実地で確かめられる。副業で外の仕事を引き受ければ、自分の力が、ほかの組織でどれだけ役に立ち、どのくらいの対価で迎えられるのかが、具体的な経験として返ってくる。第2回で見た「自分の市場価値が見えない」という壁を、副業は、小さな実地の積み重ねで、少しずつ崩していく。外での自分を確かめてから、その先の身の振り方を決められる。すべてを手放す前に、小さく試して、確かめる、ということだ。実際、副業を持っている人は、持たない人よりも、翌年に転職する確率が高くなる、というパネル調査の分析がある13。ただし、これは転職そのものに踏み切る確率が上がるという話であって、踏み切った先で給与や適合がよくなるかどうかまでは、まだ実証が積み上がっていない。外での自分を確かめてから動くことが、よりよい移動につながるはずだ——という見立ては、いまのところ、構造から導かれる推論であって、証明された事実ではない。

実際に、この入り方を可能にする場は、すでに現れはじめている。会社を辞めずに、空いた時間に外の仕事を引き受けられるマッチングの仕組みがあり、そこでは週に一日か二日、多くは在宅で働く形が中心になっている9。前回見たとおり、政府も副業を後押しし、就業規則の手本から副業禁止の一文が消え、大手企業の多くが副業を制度として認めはじめた10。長く一つの組織にいた人が、いまの仕事を続けながら、小さく外を試す。その入り方を支える土台は、政策の側にも、市場の側にも、少しずつ組み上がってきている。

二つの入り方 ── 飛び移るのか、片足を外に置くのか 転職 ── 飛び移る 副業 ── 片足を外へ 場所 後戻り 外での自分 まるごと手放す 手放さない(足場を残す) 不可逆(後戻り不可) 可逆(やめれば戻れる) 見えないまま踏み切る 実地で測ってから決める 連載の核 ── 転職=手放して移る/副業=手放さず増やす
同じ「外へ出る」でも、入り方の性質が、まるで違う。転職は、まるごと手放す入り方で、不可逆で、外での自分が見えないまま踏み切る。副業は、その三つをすべて裏返す——手放さず、可逆で、外での自分を実地で測れる。すべてを手放して飛び移るのか、足場を残したまま片足を外に置くのか。

ここで、連載の総題に立ち返りたい。「手放さずに、増やす」。転職は、手放して、移る。副業は、手放さずに、増やす。同じ「外へ出る」でも、入り方が、まるで違う。すべてを手放して飛び移るのか、足場を残したまま片足を外に置くのか。前回の最後に置いた一行——追い風が最も素直に効くのは、すべてを手放して飛び移る人にではなく、足場を残したまま片足を外に置く人にである——は、この対比のことを指していた。

5ただし、副業という選択肢も、万能ではない

ここまで、副業という入り方の軽さを見てきた。だが、これを万能の解として置くのは、正確ではない。副業という選択肢にも、いくつもの制約と、反論がある。それを、客観的な数字とともに、自分で並べておきたい。ここが、この連載の、ちょうど折り返しにあたる。橋を架けるべき場所は、どこか——それは、副業がうまく機能しない、その理由のなかに、いちばんはっきりと現れる。

一つめ。時間と健康の制約がある。本業を続けたまま外の仕事を足せば、当然、働く時間は増える。前回見たとおり、本業の残業と副業を合わせた労働時間が週45時間を超える人が、副業をしている人の三割ほどいて、そのうちの半数以上が、副業を本業の勤め先に伝えていない11。足場を残すことの裏側で、二つの仕事を掛け持ちする負担が、見えないところで積み上がる。軽い入り方のはずが、無理を重ねる入り方に変わりうる。

二つめ。副業を始めても、本業の磁力から抜けられないことがある。大企業が副業を制度として認めても、実際に副業をしている社員は、多くの企業で一割に満たない10。制度はあっても、上司の暗黙の反対や、どこに仕事があるか分からないという戸惑いや、本業が忙しすぎて手がまわらないという現実が、副業への一歩を押しとどめる。副業という入り方は、扉が開いているだけでは、機能しない。

三つめ。そして、もっとも本質的な反論がある。副業で外の仕事を引き受けようとしても、長く一つの組織で培った力が、外の市場で求められる仕事と、うまくかみ合わないことがある。大企業で部長まで務めた経歴であっても、その中身が、どの組織でも通用する汎用的な管理の経験で、持ち運べる固有の専門に乏しければ、外の市場では、ほかの多くの人と並んで値踏みされる12。副業という小さな扉を開けても、その先で自分の力が正しく評価されなければ、外での自分を確かめることすら、できない。

四つめ。そもそも、副業を始めた人が、その先で本当に外へ移っていくのか、という疑問もある。ある民間調査では、副業先へそのまま転職した人は、副業をしている人のおよそ7%にとどまる14。残りの大半は、副業を続けるか、本業に戻るかで、移動そのものには至っていない。そして、副業を実際にしている層を見ると、若く、もともと外へ動きやすい人に偏っている。年齢が上がるほど、自分の力に合う案件が見つからないという理由で、応募を諦める人が増える14。数字の上では、副業という入り方は、すでに外へ動きやすい層ほど使いやすく、長く一つの組織にいた人には、まだ届きにくい。最も必要としているはずの人ほど、その入り方の手前で止まっている——そういう偏りが、いまは見てとれる。

副業という入り方の、四つの制約と、その裏にある足場の不在 制約(左)は「副業の欠陥」ではなく、欠けている足場(右)の表れとして読める ① 時間・健康 本業残業+副業が週45時間超=約3割 うち半数超が本業先に未申告 二つの仕事の労働時間が 双方から正しく見える仕組み ② 本業の磁力 容認は大企業83.9%に対し 実践は多くの企業で一割未満 副業先と本業先の双方で 安心が成り立つ仕組み (第9回) ③ 力のかみ合わなさ 持ち運べる固有の専門に乏しい 汎用管理経験は外で並んで値踏み 力を外の言葉に翻訳し 評価する物差し (第8回) ④ 届く層の偏り 移動に至るのは約7%・年齢が上がる ほど案件不足で応募を諦める 組織にいた人が外で 力を測り直す足場 ※右端の足場が、⑥と連載後半(第8〜10回)に続く。数値は別々の調査・別々の物差しで、足し合わせて一つの率にはできない。
副業という入り方には、四つの制約がある。だが、いずれも「副業を始めること」そのものの欠陥というより、「副業を安全に、意味のあるものにする足場」が、まだ整っていないことの表れではないか、とも読める。右側の足場の多くは、連載後半の回が引き受ける。

これらの反論は、副業という選択肢を否定するものだろうか。そうとも言えるし、そうでないとも言える。判断は、読者に委ねたい。ただ、これらの制約には、一つの共通した見方ができる。いずれも「副業を始めること」そのものの欠陥というより、「副業を安全に、意味のあるものにする足場」が、まだ整っていないことの表れではないか、という見方である。時間の負担が見えにくいことの背景には、二つの仕事の労働時間が双方から正しく見える仕組みのなさがある。本業から踏み出しにくいことの一因には、副業先と本業先の双方で安心が成り立つ仕組みのなさが、考えられる。力がかみ合わないことの手前には、自分の力を外で通じる言葉に翻訳し、評価する物差しの不在がある。そして、この入り方が外へ動きやすい人に偏りやすいことの背景にも、長く組織にいた人が自分の力を外で測り直す足場の乏しさが、横たわっているように見える。前回の言葉を借りれば、ここでも、旗は立ったが橋がない。

6副業を、入口に変えるために要るもの

ここまでを整理しておく。外へ出ようとするとき、多くの人がまず思い浮かべる転職は、すべてを手放す、不可逆で、外での自分が見えないまま踏み切る入り方だった。だから重く、多くの人が扉の前で止まる。副業という入り方は、その三つの重さを裏返す。手放さず、可逆で、外での自分を実地で測れる。すべてを手放して飛び移るのでなく、足場を残したまま片足を外に置く——これが、連載の核「手放さずに、増やす」を、最初に体現する入り方だった。

だが、⑤で見たとおり、副業という選択肢は、扉が開いているだけでは機能しない。副業を、本物の入口に変えるには、いくつかの足場が要る。その足場の輪郭は、副業の制約を裏返すと、見えてくる。

一つは、自分の力を、外で通じる言葉に翻訳し、評価すること。長く一つの組織で培った経験を、その組織の中だけで通じる言葉のままにせず、どの市場でも測れる物差しに載せ替える。副業で外での自分を確かめるには、まず、その力に評価がつく仕組みが要る。これは、第2回で見た「自分の市場価値が見えない」という壁を、正面から解くものだ。次回は、この、力を外で通じる言葉に翻訳するという課題を、掘り下げたい。

二つは、その評価された力が、外の世界で確かに通用するものだと、信頼してもらえること。副業を始めても、本業の磁力から抜けられない理由の一つは、外で自分が信頼されるかどうかが分からない不安にある。

三つは、これらの取引を、発注する企業にも、働く個人にも与しない、中立な第三者が支えること。報酬の向きが、取引の成立でも、運営者の儲けでもなく、場が公正に保たれること自体に向く——前回までに触れた、あの向きである。

副業を入口に変える、三つの足場 副業という入り方 手放さず、片足を外へ ① 力を翻訳し、評価 組織内の言葉を 外で通じる物差しへ =スキルの共通言語(第8回) ② 外で通用すると信頼 その力が確かだと 双方が確かめられる =安心の証明(第9回) ③ 中立な第三者が支える どちらの当事者でもなく 場の公正に向く =中立な場(第10回) 飛び移るのでなく、片足を外へ。足場を残したまま、外の自分を測る
副業という小さな扉を、本物の入口に変えるには、三つの足場が要る。自分の力を外で通じる言葉に翻訳し評価すること、その力が外で通用すると信頼してもらえること、そして取引を中立な第三者が支えること。三つはそれぞれ、連載後半の回が引き受ける。

この三つを、これからの回で、一つずつ開けていく。今回確かめたのは、その入口の形だった。外へ出る道は、転職という、すべてを手放す道だけではない。いまの仕事を続けながら、副業という小さな扉から、片足を外に置く。手放さずに、増やす。これが、囚われを解く最初の一歩である。次回は、その第一の足場——長く一つの組織で培った力を、外で通じる言葉に翻訳するという課題を、掘り下げたい。

参考文献・出典

全主張に一次資料・学術/業界調査を付す。=一次・公式統計/=報道・業界調査・自社公表/=非公開ゆえ独立検証不可。数値は母集団の物差し(平均 vs 中央値・調査年次・別母集団)を注記し、別々の調査の値を足し合わせない。固有名は本文に出さず、出典帰属としてのみ記す。

本ミニリサーチは連載「手放さずに、増やす」の第7回(解の入口・転職ですべてを手放す前に、副業という小さな扉)。前回=第6回「政府の副業推進という追い風 — 旗は立ったが橋がない」。次回=第8回「スキルの共通言語 — 持ち運ぶ力を、外で通じる言葉に翻訳する」。中立清算の具体設計は連載最終回(第10回)の到達点であり、本稿では「中立な第三者」とだけ記す。 資料一覧へ →